LEP(低用量卵胞ホルモン黄体ホルモン配合薬)は月経困難症や月経前症候群、過多月経に悩んでる方が飲む健康保険が適用されるピルで日本では、避妊の目的のために服用することはできません。
飲み方 月経の初日にピルのシートの1番目を飲みその後順に28番目まで28日間1日1錠飲みます。時間は朝食後、昼食後、夕食後の内お好きな時間を決めて同じ時間にお飲みください。6時間くらいずれても大丈夫です。28日間飲んだら新しいシートの1番目から28番目まで同じように順に飲み、その後は同じように繰り返します。
また21錠のシートを1日1錠21日間飲んだあと7日間休薬してまた新しいシートを飲んでまた7日間休薬を繰り返すタイプもあります。
LEP低用量卵胞ホルモン黄体ホルモン配合薬の効果
- 生理痛の改善
LEP(低用量卵胞ホルモン黄体ホルモン配合薬)を飲むと避妊と同時に生理痛による下腹部痛や頭痛を緩和することができます。特に毎月の月経でつらい思いをされてる方は生理痛を緩和されるか生理痛がほとんど無くなります。 - 過多月経の改善
LEP(低用量卵胞ホルモン黄体ホルモン配合薬)を飲むと月経量を少なくすることができます。毎月の生理の量が多く悩んでる方は月経がとても楽になると思います。 - 月経前症候群の改善
月経が始まる前の数日間にいろいろな不快な症状がある方が少なからずいるようです、たとえばイライラや気分の落ち込み、悲しくなる等の精神不安定、また下腹部痛、胸の張りや痛み、吐き気、めまい、だるさ頭痛などの症状が改善します。 - 月経周期の安定
LEP(低用量卵胞ホルモン黄体ホルモン配合薬)を飲むと月経周期が28日になります、毎月ほぼ決まった日に月経が始まるようになります。またご自分の都合で簡単に月経を速くしたり遅らせたりすることもできます。始まる曜日を決める事ができます。 - にきびの予防 肌荒れの改善
卵巣がん、子宮体がんの発症率低下
LEP(低用量卵胞ホルモン黄体ホルモン配合薬)を飲むと卵巣がんと子宮体がんの発症リスクが低くなります。
なお原因は、はっきりしていませんが、子宮頸がんに関してはごくわずかですが発症リスクが上がることが知られています。子宮年1回。頸がん検診を受ける事をお勧めします。
- 副作用
気持ち悪くなる、吐き気、嘔吐、不正性器出血、頭痛、乳房の張りなどが飲み始めた時期に起こることがありますが多くは1ヶ月でおさまり、ほとんどの方が2~3ヶ月で無くなります。
低容量ピルの重い副作用に血栓症(肺塞栓、心筋梗塞、脳梗塞など)があります。血栓症は発症すると生命に危険が及ぶ可能性がありますが、発症頻度は極めて低い病気です。
特に29才以下では1万人に3人程度です。 - 費用
薬代が700円~1,200円/月と年に1度行う検査費用が4,000円/年くらいです。
千葉県千葉市の婦人科・産婦人科たじま産婦人科医院
- 所在地
- 〒263-0043
千葉県千葉市稲毛区小仲台6-3-7 - 電話
- 043-251-8197
- 最寄駅
- JR総武線 稲毛駅東口 徒歩2分
JR稲毛駅東京よりのプラットフォームから見える4階建てのビルです。 - 診療時間
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月 火 水 木 金 土 日 9:00~12:00 ○ ○ ○ ○ ☆ ○ - 15:00~18:00 ○ ○ ○ ○ ☆ - - 休診日:土曜午後・日曜・祝日
※外来担当医が院長以外の別の医師に代わる診療日があります。
ホーム画面のお知らせ欄に記載してありますのでご確認ください。※○は院長の外来を担当します。☆は西脇哲二医師が外来を担当します。
※各種クレジットカードご利用いただけます。
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